短編小説は終わらせ方が一番難しいと言われています。

短い分ラストにかかる比重が大きくなり、海外の短編小説の定義(周到なプロットを用意して、どんでん返し的なオチのある小説)にもあるように短編小説においてラストのオチは非常に重視されています。
今まで使われてきた代表的なラストを列挙してみます。

・真相を二転三転させる
プロットから自然に導きだされた真相を最後にひっくり返す。
犯人を暴いた後に新犯人を登場させる等。

・夢オチ
作品世界の出来事が全て夢(空想)であったする。
絶望的な状況の主人公がベッドから跳ね起きる等。

・結末を明かさない
読み手の想像力にゆだねてラストまでの描写に止める。
開ければ結末がわかるドアに主人公が手をかけた所で作品を終わらせる等。

いずれにしても大切なのは伏線です。デウス・エクス・マキナ(機械仕掛けの神)が突然現れて、ご都合主義的に物語を収束させても作品は面白くありません。
物語は因果関係の上で収束すべきで、それが作品のリアルさにも直結します。
小説には無駄な描写など入り込む余地はありません。
ラストへの階段を一歩一歩上り切るために、矛盾のない描写で伏線を散りばめ作品世界を構築していきましょう。

ラストをうまく書き切るためには今まで説明した
テーマ

設定/プロット

様式
を綿密に準備しておくことが必要なのです。

☆ Step5のまとめ:「ラストに合わせて伏線を張っておこう」



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